子どもの入院が決まったとき。あるいは突然の発熱や感染症で、1週間近く家から出られなくなったとき。看病の段取りと同じくらい悩むのが「この長い時間、何をして過ごそう」ではないでしょうか。
この記事は、入院・自宅療養という「長い時間×ベッドの上」に絞った遊びの記事です。ベッドで遊べるおもちゃのカテゴリ、親が手を離せない時間の1人遊び、数日間を飽きずに乗り切るローテーションのコツをまとめます。
なお、新幹線や飛行機など短時間の移動・待ち時間向けの選び方は別記事にまとめています。あわせて読みたい:新幹線・飛行機で2歳が静かに遊べるおもちゃ/3歳から遊べるボードゲームおすすめ
※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。
※知育ツイオフでいただいた声は、読みやすいよう一部要約・表記を整えています。いずれも個人の家庭での経験・悩みです。また、この記事は退屈しのぎと親子時間の工夫をまとめたもので、医療的な助言ではありません。治療中の遊びについて迷うことがあれば、病院のスタッフの方にご相談ください。
先に結論
- 条件は「ベッドの上で完結」「音が出ない」「拭ける・洗える」「数日もつ」の4つです。
- 移動との一番の違いは時間の長さ。1つのすごいおもちゃより複数のネタと回し方が主役です。
- 自宅療養では、「本人がすでにやり方を知っている遊び」が1人遊びとして機能します。
- 初日に全部出さず、1日2〜3ネタ+「今日の新入り」1つのローテーションで。
- 入院の持ち込みルールは病院ごとに違うので、最初に病棟の案内で確認しておくと無駄がありません。
知育ツイオフにも、こんな声が寄せられていました。
息子が今度入院する予定です。ベッドの上で楽しめて、3歳半少し前でも楽しめて、2人以上で遊べるボードゲームかパズルのおすすめがあったら教えてほしいです。不自由が多いだろう入院生活、少しでも2人で楽しめる時間を作りたくて。
知育ツイオフでいただいた声
2歳の子が感染症で10日間の自宅療養になりました。自宅でなるべく1人でできて、時間をつぶせるおもちゃや取り組みを教えてください。
知育ツイオフでいただいた声
1つ目の声の「少しでも2人で楽しめる時間を作りたい」という言葉が、このテーマの本質だと思います。遊びの準備は退屈対策であると同時に、心細い子どものそばに楽しい時間を作ってあげる準備でもあります。
入院と自宅療養、それぞれの条件を整理
同じ「外に出られない」でも、環境はかなり違います。
| 入院(付き添いあり) | 自宅療養 | |
|---|---|---|
| 遊ぶ場所 | ベッドの上がほぼすべて | 布団・ソファ・部屋の中 |
| 音 | 同室への配慮が最優先 | 家庭内なら比較的自由 |
| 遊び相手 | 付き添いの親(不在の時間もある) | 親はいるが看病・家事・仕事で手が離せない |
| 持ち込み | 病棟のルールによる | 制限なし |
| 期間 | 数日〜 | 数日〜10日程度 |
入院の場合:まず病棟のルールを確認
おもちゃ・絵本の持ち込みの可否、音の出るものや電子機器の扱い、面会や付き添いの時間は、病院・病棟によって異なります。感染対策のため持ち込み品に制限がある場合や、退院時にそのまま持ち帰れない物が出る場合もあります。
入院案内や病棟のスタッフの方への確認を最初にしておくと、準備の無駄がありません。この記事で紹介するものも、「持ち込めることが確認できたら」が前提です。
音についても、大部屋では同室の方への配慮が最優先になります。眠っている方や、体調のつらい方がすぐ隣にいる環境なので、音の出るおもちゃは最初から候補から外しておくほうが気楽です。子どもの声が出てしまうのはお互いさまの部分もありますが、おもちゃの音は選べばゼロにできます。
自宅療養の場合:「1人でもつ遊び」の比重が上がる
自宅療養では、親も看病・消毒・家事・仕事で手一杯になりがちです。2つ目の声のように「なるべく1人でできて時間をつぶせるもの」が切実に必要になるのが、入院との一番の違いです。1人遊びについては、後半で独立して扱います。
体調の波に合わせて、遊びを3段階で考える
療養中の遊び選びで意外と大事なのが、「今どのくらい元気か」で遊びの強度を変えることです。同じ1日の中でも波があるので、3段階で用意しておくと空振りが減ります。
| 段階 | 子どもの様子 | 合う遊び |
|---|---|---|
| 横になったまま | ぐったり・眠りがち | 読み聞かせ、図鑑を一緒に眺める、親が折り紙を折ってみせる、音楽 |
| 座ってなら遊べる | 起きていられるが本調子ではない | シールブック、ぬりえ、マグネットブック、探し絵 |
| 動きたがる | 回復してきて退屈を訴える | 枠付きパズル、ボードゲーム、ワーク、折り紙 |
いちばん親が消耗するのは、実は3段階目です。「元気になってきたのに、まだ外に出られない」時期は退屈のパワーが最大になるので、手持ちの中で一番食いつきの良いネタは、この時期用に温存しておくのがおすすめです。
ベッドの上で遊べるおもちゃ【カテゴリ別】
4つの条件(ベッド上・静か・拭ける・もつ)で選んだカテゴリです。体調の波があるので、「元気が出てきた時間帯にできる遊び」と「横になったままできる遊び」の両方を用意しておくと安心です。
2人で遊べるコンパクトなボードゲーム・カードゲーム
冒頭の声への直接の答えがこれです。箱が小さく、部品が大きめで、ベッドテーブルの上で完結するゲームなら、付き添いの時間が「2人で楽しめる時間」に変わります。
入院向けに絞った条件は、この3つです。
- 部品が少ない・大きい:紛失と誤飲の両方の対策になります
- プレイ時間が短い:体調に合わせて途中で切り上げられます
- カード型なら拭ける:療養後の後始末がラクになります
3歳前後から遊べるゲームそのものの選び方は、こちらにまとめています。あわせて読みたい:3歳から遊べるボードゲームおすすめ|はじめてのルール遊び
枠のあるパズル
ピースをはめる枠(台紙)があるタイプのパズルは、ベッドの上でもピースが行方不明になりにくく、体を起こせる時間の集中遊びにぴったりです。
ピース数は普段より少し易しめを選ぶのがコツ。体調が万全でないときは、いつもの実力より「確実にできる」ものの方が機嫌よく遊べます。
シールブック・ワーク・ぬりえ
横になったままでもできる、紙もの遊びの代表です。移動中の暇つぶしでも主役ですが、療養では「使い切れる」ことが追加の利点になります。
感染症のあとに処分で迷わない、きょうだいに回すかどうか悩まなくていい、という気楽さは紙ものならではです。シール・めいろ・運筆ワークの選び方はこちらへ。あわせて読みたい:2歳の初めてのワークは何から?シール・迷路・運筆のおすすめ
マグネットブック・貼ってはがせる遊び
パーツが磁石で本にくっつくタイプは、布団の上でも散らからず、何度でも並べ替えられるので療養向きです。正解のない遊びなので、体調に合わせて雑に遊んでも成立するのも助かるところ。
ただし、磁石は誤飲すると特に危険です。パーツのサイズと対象年齢を必ず確認し、看病で目が離れがちな時期は、下のお子さんがいる家庭では特に慎重に判断してください。
迷路・探し絵・図鑑(じっくり眺める系の本)
1冊で持ち時間が長い本たちは、長期戦の主役です。迷路や探し絵は親が「〇〇どこだ?」と出題すれば静かな対話遊びになりますし、図鑑は「推し」があるお子さんなら1人でも眺め続けられます。
ページをめくるだけでいいので、体調が下り坂の時間帯でも付き合ってくれるのがこのカテゴリの強みです。あわせて読みたい:迷路絵本おすすめ/ミッケみたいな絵本を探すなら|探し絵絵本のおすすめ
絵本の読み聞かせ
真新しいおもちゃではありませんが、心細いときの読み聞かせは、家庭でのそれとは少し違う意味を持ちます。聞き慣れたお気に入りの絵本は、いつもと違う環境の中で「いつも通り」を感じられる時間になります。
あわせて読みたい:絵本は1日何冊読む?3歳までに1万冊の効果と無理なく続けるコツ
折り紙・お絵かき帳
かさばらず、軽く、飽きたら形を変えられる万能選手です。折り紙は「親が折ってみせる→子どもが広げる」だけでも2歳前後は喜びます。
できた作品をベッド柵に飾っていくと、殺風景になりがちな病室・寝室が少しずつにぎやかになっていく楽しみもあります。手先を使う遊びのバリエーションは、こちらも参考になります。あわせて読みたい:2歳の巧緻性を高める遊び|紐通し・ボタン・粘土など
親が手を離せない時間の「1人遊び」
自宅療養、そして入院中の付き添い交代や検査待ちなど、親がそばで相手をできない時間は必ず発生します。1人遊びとして機能しやすいのは、このあたりです。
- シールブック・ぬりえ:完成という目標が本人の中にあるので、黙々と進めやすい
- 図鑑・じっくり系の本:「推し」ジャンルのものなら1人で長くもつ
- マグネットブック:散らからず、正解もないので自分のペースで遊べる
- お人形・ぬいぐるみ1体:ごっこ遊びの相手役。洗えるものだと療養向き
ポイントは、1人遊びを期待するものほど「本人がすでにやり方を知っている遊び」にすることです。新しい遊びは説明とサポートが必要になるので、親が付き合える時間帯用に取っておきましょう。
移動中の暇つぶしでは「新品は当日開ける」のが鉄則でしたが、療養中の1人遊びについてはちょうど逆になる、というのが面白いところです。
実例として多かったのが、タッチペンで音が出るタイプの図鑑です。1人でひたすらタッチして遊んでくれた、という声が複数の家庭から挙がっていました。
1人でできるものだと、タッチペン式の図鑑はどうでしょうか。うちは「はじめてずかん」系ですが、なんでもいいと思います。
知育ツイオフでいただいた声
タッチペンの図鑑はいかがですか。娘が2歳前後でハマっていて、ひたすら1人でタッチしていました。
知育ツイオフでいただいた声
音が出るので入院中の大部屋には向きませんが、自宅療養の「親が手を離せない時間」には強い味方になります。図鑑デビューの1冊としても使えるので、療養が終わってからも無駄になりません。あわせて読みたい:図鑑は何歳から?0歳・1歳・2歳の図鑑デビュー
数日間を乗り切るローテーションのコツ
長期戦の最大の敵は「初日に全部出してしまうこと」です。
- 1日に出すのは2〜3ネタまで。残りは見えない場所にストックしておきます
- 午前・午後・夕方で遊びを替える。同じおもちゃでも、時間を空ければ復活します
- 「今日の新入り」を1日1つだけ。100均のシールブック1冊でも、毎日1つ新しいものが出てくるリズムは強いです
- 飽きたものは即しまう。数日後に再登場させると、また新鮮に遊べます
これは普段のおもちゃの物量管理と同じ考え方で、「常設を減らしてローテーションする」工夫は、知育ツイオフでも繰り返し話題になってきた定番です。
元気なうちに作っておく「もしもキット」
入院はある程度前もって分かることが多い一方、発熱・感染症の自宅療養はいつも突然やってきます。看病が始まってからおもちゃを買いに行くのは難しいので、元気なうちに「もしもキット」を1箱作っておくと、当日の自分を助けてくれます。
- 新品のシールブック・ぬりえ・ミニワーク 2〜3冊(100均で十分)
- 折り紙 1袋
- 貼って遊べるマグネット系 1つ
- 使い切っていない「飽きてしまいかけのおもちゃ」1〜2個(時間を空けると復活します)
- ジッパー付きの袋・除菌シート(後始末用)
中身は誕生日やクリスマスのタイミングで入れ替えると、対象年齢が合わなくなるのを防げます。何も起きなければ、そのまま帰省や旅行の移動用に転用できるので、無駄になりません。
動画・タブレットとの距離感
療養中のスクリーンタイムは、多くの家庭が悩むところです。実際、こんな声もありました。
2歳の子がいます。切迫で入院していたときに動画を見せ始めたのがきっかけで、スクリーンタイムが長くなっているのが気になります。どうやって視聴時間を減らしたらいいでしょうか。
知育ツイオフでいただいた声
看病する側の体力にも限りがある以上、療養中に動画の力を借りるのは責められることではありません。テレビや動画を見せない・制限している家庭でも、非常時は別ルールにするという考え方があります。あわせて読みたい:テレビなし育児に反動はある?見せない家庭・制限する家庭の体験談
悩みが生まれやすいのは、むしろ回復後です。上の声のように「療養中の特別ルールが日常に残ってしまう」というパターンですね。
対策としてよく語られるのは、見せ始めるときに「お熱のあいだの特別ね」と宣言しておくこと。終わりの区切りを最初に共有しておくと、回復後に戻すときの摩擦が減ったという工夫です。もちろん、すんなりいくかは子どもによります。上の声のように悩むのが普通だと思います。
この質問には、実際にいくつもの工夫が寄せられました。共通していたのは、「終わり」を強い言葉で切らずに、次の遊びへ滑らかに橋を架けるという発想です。
そろそろ終わりにしてほしい時間になったら、折り紙・画用紙・シール・ワークなどを子どもの視界に入るところに置いておきます。気づいてそれで遊び始めたら、徐々に音量を下げて切っていました。
知育ツイオフでいただいた声
動画以外に面白そうな遊びがあれば、そちらに意識が向くと思います。お子さんが好きな遊びに誘ってみてはどうでしょうか。誘ってもだめなら、まずは親が楽しそうに遊んでいるところを見せる、という順番で。
知育ツイオフでいただいた声
「消す」より「次を用意する」。この順番なら、子どもは終わりを命じられるのではなく、自分から次の遊びに移ることになります。
もうひとつ多かったのが、終わりを告げる役を親以外に持ってもらうという工夫です。
タイマーについては「テレビさん、ねんねしちゃったねぇ」と言っていました。3歳ごろにスマートスピーカーを導入してからは、リマインダーで時間を告げてもらって、「そう言ってるって」と伝える形に。親は味方の立場でいられました。
知育ツイオフでいただいた声
ほかにも、砂が落ちるのが目で見えるタイプのタイマーが良かった、室内で遊べる場所に連れ出した、家事を手伝ってもらったという声がありました。療養中は外に出られないので使えない工夫もありますが、回復後に日常へ戻すときの手として覚えておくと役に立ちます。
入院・療養を乗り切った家庭の声【体験談】
ここからは、知育ツイオフで実際に寄せられた体験談です。いずれも個人の家庭での経験で、お子さんの年齢も状況も違いますが、「そういう手があったか」と思えるものが多いので、そのまま紹介します。
入院中に本当に活躍したもの
3歳の息子が2週間ほど入院していました。LEGOやマグフォーマー、塗り絵などいろいろ持ち込んだのですが、点滴があると思ったようにできないようで。いちばんハマっていたのは、病院の売店で売っていた雑誌の付録でした。
知育ツイオフでいただいた声
準備の教訓が全部詰まった声だと思います。点滴があると両手を使う遊びは難しいこと、そして親が良かれと思って選んだものより、その場で手に入った軽いものが勝つことがあること。荷物を完璧に組むより、現地で調達する余地を残しておくくらいでちょうどいいのかもしれません。
3歳半前だと、どうぶつしょうぎもできそうですね。アルゴやラッシュアワーもできるかな。両手が必要になりますが、wammyも省スペースで遊べます。
知育ツイオフでいただいた声
パズルならラベンスバーガー社やラーセン社がおすすめです。3歳半で入院生活を考えると、意外とLEGOもありかなと思います。
知育ツイオフでいただいた声
いずれも「省スペース」「2人で遊べる」を意識した提案です。両手が使えるかどうかで候補が変わるので、点滴の予定があるなら、片手でも成立するもの(本・シール・カード)を別枠で用意しておくと安心です。
自宅療養を乗り切った工夫
わが家がコロナのときは、知育シールブック、公文の輪ゴムのパターンボード、探し絵ブック、段ボールハウスなどを買っていました。あとはフードデリバリーに癒やされていました。
知育ツイオフでいただいた声
100均のシールブックや色粘土、あとは水塗り絵がよくハマってくれました。自宅療養は本当に時間の進みが遅かったです。
知育ツイオフでいただいた声
紙もの・粘土・水塗り絵という、低コストで使い切れるものが並ぶのが自宅療養の特徴です。段ボールハウスのように「1つで場所ごと変えてしまう」ものが挙がるのも、家にいる時間が長いからこそですね。
その「場所を変える」系で、複数の家庭から名前が挙がったのがキッズテントでした。
うちはキッズテントが重宝しました。ぬいぐるみやおままごと道具を持ち込んで、数十分ですが自分から1人で楽しそうに遊んでくれます。
知育ツイオフでいただいた声
別の家庭からも、在宅で仕事をしていて手が離せないときにキッズテントが助かった、という声が挙がっていました。おもちゃを増やすのではなく「こもれる場所」を作るという発想は、療養中の1人遊びとして理にかなっています。
そして、いちばん意表を突かれたのがこの声です。
おもちゃではないのですが、おやつにみかんを渡すと、2歳の息子はかなり集中しています。皮をむく、おいしい、がヤミツキのようで、割と時間の余裕ができて保護者は大助かりです。
知育ツイオフでいただいた声
買い足しゼロ、後片付けも簡単、しかもおやつを兼ねる。療養中は買い物にも出られないので、家にあるもので時間を稼げる手はいくつ持っていても損がありません。
仕事を抱えながらの療養はハードだったので、早朝と深夜に仕事を割り振って、日中は粘土、絵の具、パズル、シール貼りを一緒にやり、あとはテレビで仕事の時間を絞り出していました。
知育ツイオフでいただいた声
働きながらの療養は、遊びの工夫だけではどうにもならない時間が出てきます。この声のように「一緒にやる時間」と「動画に頼る時間」を最初から分けて設計するほうが、結果的に親も子も消耗が少なくて済みそうです。
入院・療養中の遊びでよくある質問
入院に何個くらい持って行けばいい?
荷物の制約があるので、「1人遊び系2つ+2人遊び系2つ+本2〜3冊」あたりがひとつの目安です。全部を初日に見せず、面会や付き添い交代のたびに1つずつ「補給」していくと、荷物を増やさずに新鮮さを保てます。
きょうだいがいる家庭の自宅療養は?
看病中の上の子・下の子問題は、本当に悩ましいところです。細かいパーツのあるおもちゃは、看病で目が離れがちな時期こそ誤飲のリスクが上がるので、療養中だけ封印して紙もの中心に切り替えるのが安全側の選択です。元気な側のきょうだいには「静かな遊びの相棒」として同じシールブックを渡すと、不公平感がやわらぎます。
お見舞い・差し入れに持って行くなら?
祖父母や友人の立場で贈るときも、条件はこの記事と同じです(ベッドの上で完結・音が出ない・かさばらない)。加えて、病室は物を置く場所が限られるので、大きなぬいぐるみや箱の大きいおもちゃより、シールブック・小さな絵本・折り紙のような「軽くて薄いもの」が喜ばれやすい傾向があります。持ち込みの可否は病棟によって違うため、事前に付き添いのご家族に確認してから選ぶのが確実です。
点滴などで片手が使いにくいときは?
手を使う遊びが難しい時間帯は、無理におもちゃで遊ばせようとせず、読み聞かせ・図鑑を一緒に眺める・親が折り紙を折ってみせるなど、子どもは見ている・聞いているだけでいい遊びに切り替えるのが現実的です。
体験談でも、LEGOやマグフォーマーを持ち込んだものの点滴があると思うようにできなかった、という声がありました。両手を使う前提のものは、点滴が外れてからの楽しみに回すくらいの想定でいると、当てが外れずに済みます。
何ができるかは体調と治療の状況によるので、迷ったら病棟のスタッフの方に相談してください。
療養が終わったら、おもちゃはどうする?
素材で分けて考えると迷いません。プラスチック・ビニール系は拭いて消毒、ぬいぐるみ・布ものは洗濯表示を確認して洗えるものは丸洗い、紙もの(シールブック・ぬりえ・ワーク)は使い切りと割り切って処分。この「あとの手間」から逆算すると、療養用には紙もの・拭けるものの比率を高くしておくのが結局ラクです。判断に迷う感染症の場合は、かかりつけの先生や自治体の案内に従ってください。
まとめ:長期戦は「回し方」が主役
入院・療養中のおもちゃは、ベッドの上で完結する・音が出ない・拭ける(または使い切れる)・数日もつ、の4条件で選ぶと迷いません。カテゴリはコンパクトなボードゲーム、枠付きパズル、シール・ワーク・ぬりえ、迷路・探し絵・図鑑、絵本、折り紙あたりです。
自宅療養では「本人がやり方を知っている遊び」で1人遊びを組み立て、初日に全部出さず、1日2〜3ネタ+「今日の新入り」1つで回していきます。動画の力を借りるのは責められることではなく、「特別ね」の宣言があると回復後に戻しやすくなります。入院の持ち込みルールは病院ごとに違うので、最初に病棟の案内で確認しておいてください。
入院も療養も、親子ともに気力を消耗する時間です。遊びの準備がその消耗を少しやわらげて、「意外と2人の時間だったね」と思える瞬間が1つでも増えたら、それで十分成功だと思います。
※この記事は退屈しのぎと親子時間の工夫をまとめたもので、医療的な助言ではありません。治療中の遊びについて迷うことがあれば、病院のスタッフの方にご相談ください。商品の対象年齢・仕様は変更される場合があります。購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。
あわせて読みたい:新幹線・飛行機で2歳が静かに遊べるおもちゃ/3歳から遊べるボードゲームおすすめ/2歳の初めてのワークは何から?

コメント