知育をしているとよく耳にする「巧緻性(こうちせい)」。
巧緻性とは、手先や指先を思い通りに使う力のことです。
2歳ごろになると、1歳のころよりも少し細かい動きに興味が出てきます。紐通し、シール貼り、洗濯バサミ、ボタン、粘土など、手先を使う遊びも少しずつ広がっていく時期です。
とはいえ、2歳はまだまだ個人差が大きい時期です。紐通しに夢中になる子もいれば、パズルには興味がない子、粘土や自然遊びの方が好きな子もいます。
この記事では、知育ツイオフで教えていただいた声をもとに、2歳〜3歳ごろに取り入れやすい巧緻性を高める遊びやおもちゃを紹介します。
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※知育ツイオフでいただいた声は、読みやすいよう一部表記を整えています。
※小さなお子さんが遊ぶときは、誤飲やケガを防ぐため、必ず大人が見守ってください。対象年齢や使用上の注意は、購入前に各商品ページで確認してください。
この記事のポイント
- 2歳の巧緻性遊びは、紐通し・シール・洗濯バサミ・ボタン・粘土などが取り入れやすいです。
- 紐通しは、子どもによっては2歳前後ではまだ難しいこともあります。
- リングテンやプラステン、ジーナビーズ、ジスターなどは、紐通し以外の遊びにも広がりやすいです。
- 洗濯バサミ、厚紙と毛糸、前開きパジャマのボタンなど、家にあるものでも手先遊びはできます。
- パズルに興味がなくても、別の手先遊びからで大丈夫です。
2歳の巧緻性とは?手先・指先を使う力のこと
巧緻性とは、手先や指先を使って細かい動きをする力のことです。
たとえば、次のような動きも巧緻性に関わります。
- 小さなものをつまむ
- 穴に紐を通す
- シールをはがして貼る
- 洗濯バサミをつまむ
- ボタンを留める
- 粘土をこねる・丸める
- スプーンやフォークを使う
- 積み木をそっと積む
2歳ごろは、まだ上手にできなくても自然です。
大切なのは、きれいに完成させることよりも、手を使って「やってみる」「試してみる」「繰り返してみる」経験を増やすことだと思います。
1歳・2歳の手先遊び全般については、こちらの記事でもまとめています。
2歳の巧緻性を高める遊び・おもちゃ一覧
まずは、2歳〜3歳ごろに取り入れやすい巧緻性遊びを一覧でまとめます。
| 遊び・おもちゃ | 使う動き | 向いている子 |
|---|---|---|
| 紐通し | 穴に通す、引っ張る、つまむ | 細かい作業に興味がある子 |
| リングテン・プラステン | 棒に通す、並べる、見立てる | 紐通しがまだ難しい子にも |
| ジーナビーズ | 大きめビーズを通す、並べる | 誤飲しにくい大きめサイズを探している家庭 |
| ジスター | つなげる、外す、通す | 組み立て遊びが好きな子 |
| 洗濯バサミ | つまむ、開く、挟む | 家にあるもので遊びたい家庭 |
| シール・マグネット | はがす、貼る、並べる | 手軽に始めたい子 |
| ボタン練習 | つまむ、押し込む、引き出す | 生活動作につなげたい子 |
| 粘土 | こねる、丸める、伸ばす、ちぎる | 感触遊びが好きな子 |
| 自然遊び | 拾う、つまむ、集める、比べる | 外遊びが好きな子 |
紐通し|2歳ごろから少しずつ挑戦しやすい遊び
2歳の巧緻性遊びとして、まず名前が挙がりやすいのが紐通しです。
紐通しは、穴の位置を見て、紐の先を通し、反対側から引っ張る必要があります。
大人から見ると単純な遊びに見えますが、2歳児にとっては意外と難しい動きです。
知育ツイオフでも、2歳になったばかりの子に使いやすい紐通しを探しているという相談がありました。
小さい子でもできる紐通しを探しています。うちの子は2歳になったばかりで、まだおもちゃなどを口に入れることもあります。ほかに手指の巧緻性アップを期待できる遊びがあれば教えていただきたいです。
知育ツイオフでいただいた意見
2歳前後で紐通しを選ぶ場合は、次のようなものが使いやすいです。
- 穴が大きいもの
- パーツが大きく、誤飲しにくいもの
- 紐の先が硬く、通しやすいもの
- 紐通し以外にも遊び方があるもの
最初から上手にできなくても大丈夫です。
穴に入れるところだけ親が手伝って、最後に子どもが引っ張るだけでも、手先を使う経験になります。
セリアのプールスティックで手作り紐通し
知育ツイオフでは、100円ショップの材料を使った手作り紐通しのアイデアもありました。
Seriaのプールスティックを輪切りにして、紐の先に太めのストローをつけて紐通ししています。何より安上がりです。
知育ツイオフでいただいた意見
プールスティックを輪切りにすると、軽くて大きめのパーツになります。
紐の先にストローをつけると先端が少し硬くなるため、小さい子でも通しやすくなります。
手作りする場合は、パーツの大きさや切り口に注意し、誤飲しないサイズか、口に入れて危険がないかを必ず確認してください。
厚紙と毛糸で簡単な紐通しを作る
厚紙と毛糸でも、簡単な紐通し遊びができます。
保育園で紐通しにハマっていました。パンチで穴を開けた厚紙に毛糸を通す制作があって、身近なものでできて良いなと思いました。
知育ツイオフでいただいた意見
厚紙に穴あけパンチで穴を開け、毛糸や太めの紐を通すだけでも、手先を使う遊びになります。
最初は穴を大きめにし、紐の先をテープで巻いて少し硬くしておくと通しやすいです。
リングテン・プラステン|棒通しやおままごとにも使える
紐通しがまだ難しい子には、まず棒にリングを通す遊びから始めるのもよいと思います。
リングテンやプラステンのようなおもちゃは、棒通し、色分け、数遊び、おままごとの具材など、いろいろな遊び方ができます。
1歳半の娘はリングテンで遊んでいます。似たような商品のプラステンもいいと思います。棒通しや紐通しだけでなく、おままごとにも使えるのでおすすめです。
知育ツイオフでいただいた意見
2歳ごろなら、リングを棒に通す、色ごとに並べる、紐に通してみる、お皿に入れておままごとの具材にするなど、遊びが広がりやすいです。
紐通しだけを目的にすると難しく感じる子でも、まずはリングを触ったり、並べたり、見立てたりするところから始められます。
【ここにRinker:リングテンまたはプラステン】
大きめビーズの紐通し|ジーナビーズ・ジャイアントビーズなど
2歳前後で紐通しを選ぶときは、ビーズの大きさも大切です。
小さすぎるビーズは誤飲が心配ですし、穴も小さいため、初めての紐通しには難しいことがあります。
知育ツイオフでは、ジーナビーズやジャイアントビーズの名前も挙がりました。
ドーナツ型のものをお持ちでしたら、ジーナ社のジャイアントビーズなどもよさそうです。
知育ツイオフでいただいた意見
ジーナビーズ使っています。絶対に誤飲しないサイズでおすすめです。
知育ツイオフでいただいた意見
大きめのビーズは、手で持ちやすく、穴も見えやすいので、初めての紐通しに使いやすいです。
ただし、誤飲リスクの感じ方は家庭によって違います。購入前にサイズや対象年齢を確認し、必ず大人が見守って遊ばせてください。
【ここにRinker:ジーナビーズ・ジャイアントビーズ】
HABA・ボーネルンドなどの紐通しおもちゃ
市販の紐通しおもちゃを選ぶなら、パーツの大きさや作りの丁寧さも見ておきたいところです。
知育ツイオフでは、HABAやボーネルンドの紐通しを使っていたという声がありました。
HABAの紐通しを使っていました。多分2歳前後から使っているかと思いますが、気づいたらできるようになっていた感じです。
知育ツイオフでいただいた意見
ボーネルンドのどうぶつのパレードを使っています。大きめなので誤飲はないのと、作りが丁寧です。
知育ツイオフでいただいた意見
動物モチーフなど、子どもが興味を持ちやすいデザインのものは、遊びとして取り入れやすいです。
一方で、紐通しは子どもによって難しく感じることもあります。
くまのひもとおしを使っています。紐通しとしては少し難易度が高いのか、1歳半では穴に通せても、紐を引っ張るところがわからず癇癪を起こしています。
知育ツイオフでいただいた意見
この声のように、「穴に入れる」ことはできても、「反対から引っ張る」がまだ難しい子もいます。
うまくできない場合は、親が一緒に手を添えたり、棒通しやぽっとん落としなど、少し簡単な遊びに戻したりしても大丈夫です。
【ここにRinker:ボーネルンド どうぶつのパレード等】
ジスター・わごむパターンボード|2歳半〜3歳ごろの指先遊びに
2歳半〜3歳ごろになると、つなげる・外す・ひっかけるような遊びも楽しめる子が増えてきます。
知育ツイオフでは、ジスターやわごむパターンボードをおすすめする声もありました。
わごむパターンボードや、ジスターはいかがでしょうか。ジスターは500ピースだと全部紐通しができるようです。我が家は700にしたので、穴の代わりに数字やアルファベットが刻印されていて、紐通しがあまりできませんでした。
知育ツイオフでいただいた意見
ジスターは、パーツをつなげたり、外したり、色分けしたりして遊べます。
商品によっては紐通しとして使えるものもありますが、セットの種類によって仕様が異なる場合があります。紐通し目的で購入する場合は、穴の有無を確認しておくと安心です。
わごむパターンボードは、ピンに輪ゴムをかけて形を作る遊びです。
輪ゴムを伸ばしてひっかけるため、少し力加減が必要です。2歳半〜3歳ごろから、親子で一緒に遊ぶ候補としてよいと思います。
【ここにRinker:ジスター】
【ここにRinker:わごむパターンボード】
洗濯バサミ・マグネット・シール|身近なものでできる巧緻性遊び
巧緻性を高める遊びは、市販のおもちゃだけではありません。
家にあるものや、100円ショップでそろえやすいものでも、手先を使う遊びはできます。
身近なもので洗濯バサミもなかなか楽しめます。あとはマグネット遊びやシール遊びも楽しんでやっていました。
知育ツイオフでいただいた意見
洗濯バサミ
洗濯バサミは、つまんで開く動きが必要なので、指先に力を入れる練習になります。
紙皿や厚紙に挟む、ぬいぐるみの服を干すごっこをする、色ごとに分けるなど、遊び方も広げやすいです。
最初は力の弱い洗濯バサミを使い、指を挟まないよう大人が見守ってください。
マグネット遊び
マグネットは、貼る・はがす・並べる動きが楽しめます。
ホワイトボードや冷蔵庫に貼ったり、色や形で分けたりするだけでも、手先を使います。
小さいマグネットは誤飲の危険があるため、2歳ごろは大きめで安全に配慮されたものを選ぶのがおすすめです。
シール貼り
シール貼りは、台紙からはがす、指でつまむ、狙った場所に貼るという動きがあります。
2歳ごろなら、自由に貼るだけでなく、丸の中に貼る、線に沿って貼るなどの遊びにも広げやすいです。
シール貼りは手軽に始めやすいので、パズルや紐通しに興味がない子にも取り入れやすいと思います。
【ここにRinker:シールブック・丸シール】
ボタン練習|生活の中でできる手先遊び
ボタンを留める動きも、巧緻性につながる生活動作です。
ボタンをつまむ、穴に入れる、反対側から引き出すという動きは、2歳ごろの子どもにとっては意外と難しいものです。
知育ツイオフでは、前開きボタンタイプのパジャマで自然に練習できたという声がありました。
ボタンもおすすめです。前開きボタンタイプのパジャマにしたら、自分でやりたがり期にあっという間にマスターして毎日やるようになりました。
知育ツイオフでいただいた意見
ボタン練習用のおもちゃを用意してもよいですが、実際のパジャマや洋服で練習できると、生活の中で自然に取り入れやすいです。
最初は全部を任せるのではなく、親が途中まで通して、子どもが最後に引っ張るだけでも十分です。
急いでいる朝よりも、余裕のある夜の着替えや休日に試すと続けやすいと思います。
粘土遊び|こねる・丸める・伸ばす動きができる
粘土遊びも、2歳ごろから取り入れやすい巧緻性遊びです。
こねる、丸める、伸ばす、ちぎる、型を抜くなど、さまざまな手の動きができます。
粘土は、型抜きや綿棒などのさまざまな形状の道具を使いますし、細長く伸ばしたり、まんまるを作ったりするのが意外と力加減が難しく、一緒にやっていて巧緻性が鍛えられると感じました。
知育ツイオフでいただいた意見
白粘土に絵の具を混ぜてこねる作業も、力加減によって色の混ざり方が変わるので、試行錯誤しながら巧緻性も育まれそうです。
知育ツイオフでいただいた意見
2歳ごろは、完成度の高い作品を作る必要はありません。
粘土をつぶす、ちぎる、丸める、親が作ったものを壊すだけでも、手先を使う遊びになります。
小麦粘土や寒天粘土など、年齢に合ったものを選び、口に入れないよう大人が見守ってください。
【ここにRinker:小麦粘土・寒天粘土】
自然遊び|小石・木の実・葉っぱに触れるだけでも手先を使う
外遊びの中にも、巧緻性につながる経験はたくさんあります。
小石を拾う、木の実を集める、葉っぱをつまむ、枝を持つ、虫を観察するなど、自然の中では手先を使う場面が多くあります。
公園など自然のあるところで、虫や小石、木、枯葉、実などをとことん一緒に触り続けて遊んでいます。一緒にやり続けると、それだけでかなり器用に育ちました。
知育ツイオフでいただいた意見
自然物は、形も大きさも手触りもそれぞれ違います。
拾う、つまむ、並べる、比べる、集めるといった動きの中で、手先をたくさん使えます。
特別なおもちゃを用意しなくても、散歩や公園遊びの中で取り入れやすいのがよいところです。
ただし、小石や木の実は誤飲の危険があります。口に入れやすい時期は、必ず大人が近くで見守ってください。
ネフのシグナなど、積み木系の巧緻性遊び
2歳半〜3歳ごろの手先遊びとして、積み木系のおもちゃをすすめる声もありました。
ネフのシグナもおすすめです。ちょっとお高いですが、ファースト積み木も兼ねて遊べるしおすすめです。
知育ツイオフでいただいた意見
ネフのシグナは、棒にリングを通したり、積み木として組み合わせたりして遊べるおもちゃです。
リングをつまむ、棒に通す、色を合わせる、積む、並べるなど、手先を使う動きが多いです。
シンプルなおもちゃですが、年齢が上がっても遊びが広がりやすいのが魅力です。
【ここにRinker:ネフ シグナ】
2歳が巧緻性遊びに興味を示さないときは?
2歳ごろは、子どもの興味の差が大きい時期です。
紐通しやパズルに興味がないからといって、心配しすぎなくても大丈夫です。
知育ツイオフでも、「作ったけれど興味を示さなかった」という声がありました。
100円ショップで自作しました。プラスチック容器の蓋に穴を開けて、プラスチックの鎖を通す形です。全く興味を示さず、お蔵入りしました。
知育ツイオフでいただいた意見
このように、親が用意したものに子どもが興味を示さないことはよくあります。
その場合は、別の遊びに変えてみるのがおすすめです。
- 紐通しが難しければ、棒通しやぽっとん落としにする
- パズルに興味がなければ、シールやマグネットにする
- 座って遊ぶのが苦手なら、公園で木の実を拾う
- 細かい作業が苦手なら、粘土や積み木で大きく手を使う
2歳の巧緻性遊びは、できる・できないで判断するより、子どもが手を使って楽しめるものを見つける方が続けやすいです。
2歳の巧緻性遊びで気をつけたいこと
誤飲しやすいものは避ける
2歳でも、まだおもちゃや小さなものを口に入れる子はいます。
ビーズ、ボタン、小さなマグネット、木の実、小石、粘土などは、誤飲に注意が必要です。
対象年齢を確認し、子どもの様子に合わせて安全に使えるものを選んでください。
できた・できないで評価しすぎない
巧緻性遊びは、練習のように見えることもありますが、2歳のうちは遊びとして楽しめることが大切です。
紐が通せない、ボタンが留められない、丸い粘土が作れないこともあります。
でも、触る、試す、何度もやる、親のまねをすること自体が経験になります。
子どもの興味に合わせる
親がやらせたい遊びと、子どもがやりたい遊びが違うこともあります。
紐通しより粘土が好きな子もいれば、シールより洗濯バサミが好きな子もいます。
無理にひとつの遊びにこだわらず、子どもが興味を持ったものから取り入れると続けやすいです。
2歳の巧緻性遊びでよくある質問
2歳で紐通しができないのは遅いですか?
遅いとは限りません。
紐通しは、穴を見る、紐を通す、反対側から引っ張るという複数の動きが必要です。
2歳になったばかりでは難しい子もいます。
まずは、棒通し、ぽっとん落とし、大きめビーズなど、少し簡単な遊びから始めてもよいと思います。
パズルに興味がない場合はどうすればいいですか?
パズルに興味がなくても大丈夫です。
巧緻性を高める遊びは、パズルだけではありません。
シール貼り、洗濯バサミ、マグネット、粘土、紐通し、ボタン、自然遊びなど、手先を使う遊びはたくさんあります。
2歳半〜3歳におすすめの手先遊びは何ですか?
2歳半〜3歳ごろなら、紐通し、ボタン、粘土、ジスター、わごむパターンボード、洗濯バサミ遊びなどが候補になります。
ただし、細かいパーツがあるものは誤飲やケガに注意し、大人が見守って遊ばせてください。
家にあるもので巧緻性遊びはできますか?
できます。
洗濯バサミ、厚紙と毛糸、前開きパジャマのボタン、空き容器、シール、自然の木の実や葉っぱなどでも、手先を使う遊びになります。
市販のおもちゃにこだわらず、子どもが興味を持つものから取り入れてみるとよいと思います。
まとめ:2歳の巧緻性遊びは、子どもが楽しめるものからで大丈夫
2歳の巧緻性を高める遊びには、紐通し、リングテン、ジーナビーズ、ジスター、洗濯バサミ、シール、ボタン、粘土、自然遊びなど、さまざまなものがあります。
紐通しやパズルに興味がなくても、心配しすぎなくて大丈夫です。
子どもによって、好きな遊びや取り組みやすい遊びは違います。
大切なのは、上手にできることよりも、手先を使って楽しく試す経験を増やすことです。
市販のおもちゃを使ってもよいですし、洗濯バサミやボタン、厚紙と毛糸、公園の木の実など、身近なものを使っても十分です。
子どもの興味に合わせて、親子で無理なく楽しめる手先遊びを見つけていけるとよいですね。
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