ロボットや機械が好きな子を見ると、「この興味をどう広げたらいいんだろう?」と迷うことがあります。
レゴやブロックは好きだけれど、ScratchやMinecraftはまだ早そう。プログラミングおもちゃを買うべきか、工作や分解遊びをさせた方がいいのか、悩む方もいると思います。
この記事では、X上のイベントである知育ツイオフで教えていただいた声をもとに、ロボット・機械好きの子におすすめの遊びをまとめます。
家にあるものの分解、本物の工具を使う遊び、ブロック、矢印コーディングロボット、プログラミングおもちゃ、LEGO系の習い事まで、年齢や興味に合わせて取り入れやすいものを紹介します。
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※知育ツイオフでいただいた声は、読みやすいよう一部表記を整えています。
※分解・工具・電池・小さな部品を使う遊びは、必ず大人が見守り、安全に配慮して行ってください。
この記事のポイント
- ロボット好き・機械好きの子には、プログラミングおもちゃだけでなく、分解・観察・工作もよい入口になります。
- 幼児期は、画面上のプログラミングより、手を動かして構造を知る遊びが合うこともあります。
- 矢印コーディングロボットは、ScratchJrやScratchの前段階として取り入れやすいです。
- ブロックが好きな子は、ニューブロックやレゴ系のプログラミングおもちゃへつなげやすいです。
- 家電や時計の分解は面白い反面、安全面の確認がとても大切です。
ロボット・機械好きの子には何をさせる?
ロボットや機械が好きな子には、いきなりプログラミングを教えようとしなくても大丈夫です。
ロボットへの興味には、いろいろな入口があります。
- 動くものが好き
- 分解して中を見たい
- ブロックで形を作るのが好き
- ボタンを押すと反応するものが好き
- 工具に興味がある
- ロケット・車・電車など、機械全般が好き
このような興味があるなら、まずは「なぜ動くのかな?」「中はどうなっているのかな?」と一緒に観察したり、手を動かしたりするところから始めると自然です。
プログラミングおもちゃは便利ですが、ロボット好きの子にとっては、分解する、組み立てる、動かす、試すという体験そのものも大切な遊びになります。
まずは分解・観察・工具遊びから
知育ツイオフで多かったのが、家にあるものや壊れたものを分解するという声です。
ロボットや機械好きの子にとって、中の仕組みを見られる分解遊びは、とても興味を引きやすい体験です。
夫主導で壊れたドライヤーの分解をしました。面白かったですよ。
自転車を分解したり、本物の工具を使ったりしていました。
私が小さいとき、ドアノブや椅子などを分解していました。家電以外だと取りかかりやすいかもしれません。娘にはホームセンターに行って、モーター類や工作用品を見てくる予定です。Scratchなどを取り入れる時期は悩み中ですが、とりあえず6歳までは手を動かしてほしいなと思っています。
いらない時計を分解したり、作り直したりを繰り返していました。
分解遊びのよいところは、機械の中身を実際に見られることです。
ネジ、バネ、モーター、歯車、コード、スイッチなど、普段は見えない部品に触れることで、「どうして動くのか」への興味が広がります。
ただし、分解遊びは安全面の注意がとても大切です。
分解遊びをするときの注意点
- 必ず大人が主導する
- コンセントにつないで使う家電は、電源コードを切ってから扱う
- 電池を必ず外す
- バッテリー内蔵機器、電子レンジ、テレビ、パソコン、スマホなどは避ける
- コンデンサ、刃物、バネ、ガラス、尖った金属部品に注意する
- 小さな部品の誤飲に注意する
- 分解した部品は遊び終わったら片付ける
幼児の場合は、家電の分解よりも、まずは時計、ドアノブ、壊れたおもちゃ、自転車の一部、ねじ回し遊びなどから始める方が安全に取り入れやすいです。
工具に興味がある子には、子ども向けの工具セットや、ネジを回して遊べるおもちゃから入る方法もあります。
ブロックで構造を作る
ロボットや機械が好きな子には、ブロック遊びも相性がよいです。
ブロックは、ただ形を作るだけでなく、構造を考える遊びにもなります。
- 高く積む
- 車を作る
- 橋を作る
- 回るものを作る
- 坂道を作る
- ボールを転がすコースを作る
このような遊びの中で、バランス、重さ、動き、つなぎ方、壊れにくさなどを試せます。
特に、ニューブロックやレゴが好きな子は、後からプログラミングおもちゃやロボット教材にもつなげやすいです。
ピタゴラ・からくり系の遊び
ロボットそのものではなくても、ピタゴラ装置やからくり装置のような遊びも、機械好きの子には合いやすいです。
坂道を作ってボールを転がす、ドミノを倒す、積み木やブロックを組み合わせて動きを作るなど、原因と結果を試す遊びになります。
知育ツイオフでも、Jr.Scratchやレゴ系のおもちゃをすすめる声がありました。
Jr.Scratchやレゴを使うカラコロピタン、おすすめです。
「プログラミング」という言葉を使わなくても、順番を考える、うまくいかなければ直す、動きを予想するという体験はできます。
矢印コーディングロボットで遊ぶ
ScratchやMinecraftはまだ早いけれど、プログラミング的な遊びを取り入れたい場合は、矢印コーディングロボットが候補になります。
矢印コーディングロボットは、「前に進む」「右に曲がる」「左に曲がる」などのボタンを押して、ロボットを目的地まで動かすおもちゃです。
文字が読めなくても、矢印やボタンで操作できるものが多く、幼児期のプログラミング遊びの入口として取り入れやすいです。
大切なのは、ロボットを動かすことそのものよりも、次のような経験です。
- どの順番でボタンを押すか考える
- 思った通りに動くか試す
- うまくいかなかったら直す
- ゴールまでの道筋を考える
このような遊びは、ScratchJrやScratchへ進む前の「順番を考える」経験にもなります。
ブロックと組み合わせるプログラミングおもちゃ
ロボット単体よりも、ブロックと組み合わせて遊べるプログラミングおもちゃが合う子もいます。
ブロック好きの子なら、自分で作ったものが動く体験に興味を持ちやすいです。
知育ツイオフでも、プログラミングロボットを動力源にして、ブロックと組み合わせて遊んでいるという声がありました。
「スパークプラス」というプログラミングロボットを動力源にして、ブロックと組み合わせて遊んでいます。
また、3歳ごろの子に対して、ニューブロックのプログラミングおもちゃをすすめる声もありました。
年長からLEGOスクールに通っています。最初は月謝の高さに迷いましたが、今は通ってよかったなと思っています。3歳なら、いきなり教室でなくても、ニューブロックのプログラミングおもちゃから入ってもいいかもしれませんね。
ブロックとプログラミングを組み合わせるおもちゃは、組み立てる楽しさと動かす楽しさの両方があります。
最初から複雑な命令を作れなくても、親が少し手伝いながら「動いた」「回った」「進んだ」という体験を楽しむだけでも十分です。
ScratchJrやScratchはいつから?
ロボットや機械が好きな子には、ScratchJrやScratchも気になると思います。
ただ、幼児期は必ずしも急いで画面上のプログラミングへ進まなくてもよいと思います。
ScratchJrは公式で5〜7歳の子ども向けとされており、キャラクターを動かしたり、物語やゲームを作ったりできるビジュアルプログラミングです。
そのため、3〜4歳ごろであれば、まずは矢印ロボット、ブロック、分解遊び、工作など、実物を触る遊びをたっぷりするのもよいと思います。
5歳前後になり、タブレット操作に慣れてきたり、順番を考える遊びが好きだったりする場合は、ScratchJrを親子で試してみるのも候補になります。
Scratchへ進むのは、ScratchJrや矢印ロボット、ブロック遊びなどで「順番に命令を並べる」感覚に慣れてからでも遅くありません。
ロボット教室・LEGOスクールは必要?
ロボットや機械が好きな子を見ると、ロボット教室やLEGOスクールも気になるかもしれません。
教室のよいところは、教材がそろっていること、先生がいること、家庭ではできない規模の活動ができることです。
一方で、月謝や教材費は安くないことも多いです。
いきなり教室に通う前に、家庭で次のような遊びを試してみてもよいと思います。
- ブロックで車やロボットを作る
- 矢印コーディングロボットで遊ぶ
- 子ども用工具セットでねじ回しをする
- 壊れたおもちゃや時計を大人と分解する
- ピタゴラ装置やボール転がしを作る
家庭でかなり興味を示すようなら、体験教室や短期講座を試してみるのもよいと思います。
逆に、まだ興味が浅い場合は、家で手を動かして遊ぶだけでも十分です。
年齢別に見るロボット・機械好きの子へのおすすめ遊び
年齢別に考えると、次のような流れで取り入れやすいです。
| 年齢の目安 | おすすめの遊び | ポイント |
|---|---|---|
| 2〜3歳ごろ | ブロック、ねじ回し遊び、ボール転がし、音や動きのあるおもちゃ | まずは動きや仕組みに触れる |
| 3〜4歳ごろ | 矢印コーディングロボット、ニューブロック、分解ごっこ、工具遊び | 順番や原因と結果を楽しむ |
| 4〜5歳ごろ | プログラミングロボット、ブロックプログラミング、簡単な工作 | 自分で作って動かす体験を増やす |
| 5〜7歳ごろ | ScratchJr、ロボット教室、LEGO系教材、回路キット | 画面上のプログラミングや少し複雑な組み立てへ |
| 小学生以降 | Scratch、Minecraft、micro:bit、電子工作、LEGO SPIKEなど | 作りたいものを自分で形にする方向へ |
もちろん、これはあくまで目安です。
3歳でも矢印ロボットに夢中になる子もいれば、5歳でも分解やブロックの方が好きな子もいます。
年齢よりも、子どもが何に興味を持っているかを見て選ぶのがおすすめです。
ロボット好きの子におすすめの遊び方まとめ
ロボットや機械が好きな子には、いろいろな広げ方があります。
| 興味のタイプ | 合いやすい遊び |
|---|---|
| 中身を見たい | 時計・壊れたおもちゃ・ドアノブなどの分解 |
| 動くものが好き | ボール転がし、ピタゴラ装置、モーター工作 |
| ブロックが好き | ニューブロック、レゴ、ブロックプログラミング |
| ボタン操作が好き | 矢印コーディングロボット |
| 物語やキャラクターを動かしたい | ScratchJr |
| 本格的に作りたい | ロボット教室、LEGO系教材、電子工作 |
「ロボット好き」といっても、何に惹かれているかは子どもによって違います。
分解したい子、組み立てたい子、動かしたい子、画面上でキャラクターを動かしたい子では、合う遊びも変わります。
まとめ:ロボット好きの子には、手を動かす遊びから広げよう
ロボットや機械が好きな子には、プログラミングおもちゃだけでなく、分解・観察・工具遊び・ブロック・工作など、いろいろな入口があります。
ScratchやMinecraftはまだ早いと感じる年齢なら、まずは矢印コーディングロボットや、ブロックで構造を作る遊び、壊れた時計やおもちゃの分解などから始めてもよいと思います。
幼児期は、画面の中だけでなく、本物を触る、ネジを回す、組み立てる、動かしてみるという経験も大切です。
子どもが「どうして動くの?」「中はどうなっているの?」と感じたタイミングを大切にしながら、家庭でできる範囲で少しずつ広げていけるとよいですね。

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