知育をしているとよく耳にする巧緻性(こうちせい)。巧緻性というのは、「手先や指先を上手に使うこと」で、脳の発達にも良いとされています。
未就学児のうちに十分に高めておきたい能力の一つでもあります。
ここでは、1歳児向けの巧緻性の高め方についてご紹介します。
指先を使うおもちゃ
巧緻性を高めるのに大切なのは「指先を使う」ことです。まずは、指先を使うおもちゃについてご紹介します。
パズル
1歳になったばかりの娘に、遊びの中で指先を使う練習をしてもらいたいなと、ファーストパズルを検討中です。おすすめを教えてください。
くもん。はじめてのソフトパズル→型はめの練習としてもよさそう ・エド・インター。ピックアップパズル→娘の好きな動物がたくさんいて、ノブあり(大好きなパンダもいる!) ・Melissa&Doug。サウンドパズル→パズルの楽しみを知らないうちは音が出るのもいい?
つまみはあった方が良いと思います!友達が百均のを買ったけどつまみがないのでしないと嘆いてました。 我が家はボーネルンドの動物パズルが大好きでした。パズルとしては勿論、動物の名前を覚えるのにもよし、木板を積み木遊びでおうちを作る時に重宝したり活躍しました
円柱差し
モンテッソーリの円柱差しはいかがでしょう?
モンテッソーリの円柱差しを購入するのであれば、画像のような10本のものがおすすめです。モンテッソーリは10進法を基本としているので、その考えが根ざしていくと考えられているからです。
巧緻性だけでなく、大小さまざまな円柱を使用することにより感覚も磨かれます。
ただ、本家の円柱差しは高価であること、モンテッソーリの教具はいわゆる「敏感期」を過ぎたら使用しなくなるといわれているため「そこまでお金をかけられない」という方もいるでしょう。
そんな方には廉価版もおすすめです。
積み木
積み木もまた「つまむ」動作のできるおもちゃの一つです。
最初は積むことよりも崩すことに興味を示すことも多いでしょうが、長く使える良質なおもちゃです。
ブロックや積み木への反応はどうでしょうか。 娘が積み木に興味を持ったきっかけはチャレンジイングリッシュのロンドン橋の歌に合わせて積み木を崩すシーンを見た事でした。 ブロック遊びは夫婦で大作を娘の前で作っては娘が壊す…を繰り返しました。
我が家は積み木の出てくる絵本を読みながら物語に合わせて積み木を積んだり壊したりしていたら自分でも積み木で遊ぶようになりました。絵本が好きならしかけ絵本も指先使うものがたくさんあるのでオススメです。
仕掛け絵本
絵本が好きならしかけ絵本も指先使うものがたくさんあるのでオススメです。
仕掛け絵本もまた、指先を使うことができるものになります。
絵本が好きな子には特におすすめです。
「ちいさなゆびで」シリーズの代表作「あおいよるのゆめ」は絵の美しさも魅力的です。
また、「お?かお!」などはころころと変わる表情に子どもは夢中になってしまうでしょう。
シールはり
1歳児におすすめの巧緻性の高め方として有名なものは、「シールはり」です。
無料プリントサイトでシールはりようの台紙がたくさんあるので、利用してみるのもいいでしょう。また、シールも100均などに売っているので、手軽にできる巧緻性を高める方法といえます。
ただ、この年齢のお子さんにシールを与える場合、気を付けてほしいのは、
- はがしやすいシールを選ぶこと
- 大きい丸シールから使うこと
- はっきりとした色のシールを選ぶこと(できれば原色)
の3点です。
興味を示さない場合は……
中には上記のようなおもちゃや活動に興味を示さないお子さんもいらっしゃるでしょう。
息子1歳1か月の巧緻性の取り組みについてご相談です。パズルやクレヨンお絵かき、シール貼りといった手先を使う作業にあまり興味を示しません。巧緻性を鍛えるおすすめの取り組みや、声掛けなどのきっかけづくりを教えてください。
子供は今できそうなことに興味をもちますので、手指の発達状況が気になります 手指の発達は腕→手首→手→指先、指先については小指から親指に進みます 発達には順序があり、飛び級はできません→はらぺこみどりむしさんが用意されているパズル・クレヨン・シール貼りなど、指先で細かな物を摘まむ動作(尖指対向の獲得が必要)が多い印象です。 1才1か月だと、握る動作はできても、指先で摘まむ動作はあまり上達していなくても普通です少し待てば、急に興味を持つのではないかなと思いました
その子なりのペースがあるので、興味を示した時にで大丈夫かなと思いました。娘は小1ですが、興味あるときに興味のあるものを、が1番楽しく自主的に学んでいました。もしキッカケを与えるなら触るものの素材を変えてみるのもひとつかと。
親御さんとしては焦る気持ちもあるかもしれませんが、興味が出てくる時をゆっくり待つのも大切でしょう。
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