子どもが「探す系」の絵本にはまる時期はありませんか。
絵の中からキャラクターや小さなものを見つける絵本は、読み聞かせとはまた違った楽しさがあります。
「ミッケ!」や「ウォーリーをさがせ!」のような定番はもちろん、2歳・3歳ごろから楽しみやすい探し絵絵本、図鑑や迷路に近い探し絵絵本、美術館や旅をテーマにした少し大きい子向けの絵本もあります。
この記事では、知育ツイオフで話題に出ていた絵本も参考にしながら、年齢別・タイプ別に探し絵絵本をまとめます。
※この記事では、Xでいただいた声をもとに、読みやすいよう一部表記を整えています。
探し絵絵本とは?
探し絵絵本とは、絵の中から指定されたものや人物、動物、キャラクターなどを探して楽しむ絵本です。
たとえば、次のような絵本があります。
- 特定のキャラクターを探す絵本
- 絵の中の小さなものを探す絵本
- 迷路と探し絵が一緒になった絵本
- 数や形を探す知育系の絵本
- 美術館や旅の風景の中から探す絵本
- 図鑑のように眺めながら探す絵本
文章を読んでストーリーを追う絵本とは違い、親子で「どこにいるかな?」「あ、見つけた!」と会話しながら楽しめるのが魅力です。
まだ長いお話を聞くのが難しい子でも、探す遊びなら参加しやすいことがあります。
探し絵絵本のよいところ
探し絵絵本は、遊びのように楽しめるところがよいと感じます。
親が読むだけでなく、子どもが自分でページを見て、探して、見つけて、伝えることができます。
たとえば、次のような楽しみ方があります。
- 親が「〇〇はどこ?」と問題を出す
- 子どもが見つけたものを指さす
- 子どもが親に問題を出す
- きょうだいで競争して探す
- 同じページを何度も見て、前は気づかなかったものを見つける
探し絵絵本は、読むというより「一緒に遊ぶ」感覚に近いです。
絵本の読み聞かせが苦手な日でも、探し絵なら親子で取り組みやすいことがあります。
2歳・3歳ごろの探し絵絵本の選び方
2歳・3歳ごろに探し絵絵本を選ぶなら、あまり難しすぎないものがおすすめです。
この時期は、ウォーリーやミッケのように細かいものを探す絵本だと、難しく感じる子もいます。
まずは、次のような絵本が使いやすいです。
- 探すものが大きめに描かれている
- 子どもが知っているキャラクターが出てくる
- 親が問題を出しやすい
- ページ数が多すぎない
- 写真やイラストが見やすい
- 答えがひとつではなく、自由に探せる
特に小さい子の場合、「正解を探す」よりも、「見つけた!」という体験を楽しめることが大切だと思います。
親が問題を少し簡単にしてあげると、長く楽しみやすいです。
2歳・3歳から楽しみやすい探し絵絵本
アンパンマンみーつけた!
小さい子に取り入れやすい探し絵絵本として、フレーベル館の「アンパンマンみーつけた!」があります。
アンパンマンのキャラクターに親しみがある子なら、「アンパンマンはどこ?」「ばいきんまんはどこ?」と探しやすいです。
知育ツイオフでも、親がキャラクターを指定して問題を出すと結構続く、という声がありました。
フレーベル館の「アンパンマンみーつけた!」は、ママがキャラ指定して問題を出してあげると結構続きます。
知育ツイオフでいただいた声
小さい子の場合、最初から本に書いてある問題をそのまま使わなくても大丈夫です。
「アンパンマンはどこ?」
「赤いものはどこ?」
「パンを持っている子はいるかな?」
のように、子どもの年齢に合わせて問題を変えると遊びやすいです。
とこちゃんはどこ
『とこちゃんはどこ』は、探し絵絵本の定番として名前が挙がりやすい一冊です。
赤い帽子と青い半ズボンのとこちゃんを、人ごみの中から探していきます。
絵が細かく、人がたくさん描かれているので、子どもと一緒に「どこにいるかな?」と探す楽しさがあります。
ウォーリーほど複雑すぎず、でもしっかり探す楽しみがあるので、3歳前後からの探し絵絵本として使いやすいと思います。
ただし、2歳前半だと少し難しいこともあるかもしれません。
最初は親が「赤い帽子の子を探してみよう」と一緒に探すとよさそうです。
五味太郎さんの探し絵系絵本
五味太郎さんの絵本にも、探す楽しさがあるものがあります。
知育ツイオフでは、『たべたのだあれ』などが挙がっていました。
五味太郎さんの絵本は、絵がシンプルで見やすく、小さい子でも入りやすいものが多い印象です。
ミッケやウォーリーのような細かい探し絵に入る前に、まず「どれかな?」「だれかな?」と探す絵本として取り入れやすいと思います。
ねこを探す絵本
小さい子には、ねこや動物を探す絵本も相性がよいです。
ねこは身近な動物なので、「ねこちゃんはどこ?」と探しやすく、絵本の中で見つけたときの喜びも大きいです。
「ぼくのねこはどこ?」は写実的な絵本です。白黒の世界で、台詞はほとんどなく、いなくなった自分の猫を探していくことができます。
逆にカラフルでかわいらしいイラストなのが「かくれねこ」。人気作品でシリーズになっています。
写真がかわいい探し絵絵本なら山形明美さんの「どこ?」シリーズ
写真やジオラマの世界が好きな子には、山形明美さんの「どこ?」シリーズもおすすめです。
手作りのジオラマの中から、指定されたものを探していく絵本で、写真がとてもかわいく、大人が見ても楽しいです。
山形明美さんの本にはまっています。写真が可愛くて、大人も見ていて楽しめます。
知育ツイオフでいただいた声
山形明美さんのクリスマスのどこ?を買いました。難しくて全部は探せませんが(大人でもちょっと難しい)、お題がたくさんあるので、簡単なものだけ見つけてます
知育ツイオフでいただいた声
「どこ?」シリーズは、絵で描かれた探し絵とは違い、立体の世界を写真で見ているような楽しさがあります。
小物や背景が細かく作り込まれているので、探す目的がなくても、ページを眺めるだけで楽しいです。
2歳・3歳ごろには、少し難しいページもあるかもしれませんが、親が探すものを簡単に指定してあげると楽しみやすいと思います。
定番の探し絵絵本
ミッケ!
探し絵絵本の定番といえば、『ミッケ!』を思い浮かべる方も多いと思います。
英語版では「I SPY」として知られるシリーズで、写真の中から指定されたものを探していきます。
かなり細かいものを探すページもあるので、2歳・3歳では難しいこともあります。
ただ、親が簡単な問題を出したり、子どもが見つけられそうなものから探したりすれば、小さいうちから楽しめる場合もあります。
ミッケは、大人も一緒に本気で探せるところが魅力です。
きょうだいで見たり、親子で競争したり、長く使いやすい探し絵絵本だと思います。
ウォーリーをさがせ!
『ウォーリーをさがせ!』も、探し絵絵本の定番です。
人がたくさんいるページの中から、しましま服のウォーリーを探します。
知育ツイオフでも、兄弟でよく見ているという声がありました。
定番ですが、ウォーリーを探せはよく兄弟で見ています。
知育ツイオフでいただいた声
ウォーリーは細かく描き込まれているので、2歳・3歳には少し難しいこともあります。
一方で、年中・年長以降や小学生になると、かなり楽しめる子も多いと思います。
一人で探すだけでなく、きょうだいや親子で一緒に探すと盛り上がりやすいです。
動物好きにおすすめの探し絵絵本
109ひきのどうぶつマラソン
動物が好きな子には、『109ひきのどうぶつマラソン』も候補になります。
たくさんの動物たちがマラソンをする絵本で、ページの中から動物を探したり、レースの様子を追ったりして楽しめます。
子どもが動物好きなので「109ひきの動物マラソン」はすごくはまりました。
知育ツイオフでいただいた声
動物の種類が多いので、動物好きの子にはかなり楽しいと思います。
「うさぎはどこ?」
「ライオンはいるかな?」
「一番前にいるのは誰?」
のように、親が問題を出しながら読むこともできます。
動物の迷路 ウサギ、コアラ、ライオン……250種大集合!
動物と迷路の両方が好きな子には、『動物の迷路 ウサギ、コアラ、ライオン……250種大集合!』もあります。
迷路とかくし絵が一緒になったタイプで、動物の名前や分類、生態にも触れられます。
探し絵だけでなく、迷路としても遊べるので、少し大きい子向けです。
4歳・5歳以降で、動物や迷路に興味がある子には合いやすいと思います。
数・形・図鑑系の探し絵絵本
かず・かたちの図鑑
探し絵と知育を組み合わせたい場合は、『かず・かたちの図鑑』のような本も候補になります。
絵や写真の中から数や形を探すことで、遊びながら数・形に触れられます。
「丸いものはどれ?」
「三角はあるかな?」
「同じ形を探してみよう」
のように、親子で会話しながら楽しみやすいです。
いわゆる探し絵絵本とは少し違いますが、「探す」遊びが好きな子には合うことがあります。
かずの冒険シリーズ
算数や迷路、かくし絵を合わせて楽しみたい場合は、香川元太郎さんの『かずの冒険』シリーズも候補になります。
迷路やかくし絵で遊びながら、数や形に触れられるタイプの絵本です。
2歳・3歳には難しい部分もありますが、年中・年長以降なら楽しめる子もいると思います。
美術・旅・大人も楽しめる探し絵絵本
ルーヴル美術館でさがせ!
少し大きい子や、美術に興味がある家庭なら、『ルーヴル美術館でさがせ!』も面白いです。
ルーヴル美術館の展示品の中から、かくれた青いカバ「ヒッポ」を探す絵本です。
探し絵として遊びながら、有名な美術作品に親しめるのが魅力です。
対象としては小学生以降向けの印象ですが、親が一緒に見るなら、もっと小さい子でも「青いカバを探す」遊びとして楽しめるかもしれません。
旅の絵本
探し絵絵本として少しマニアックに入れるなら、安野光雅さんの『旅の絵本』もあります。
『旅の絵本』は、明確な「これを探してね」という絵本ではありませんが、細かく描き込まれた風景の中に小さな旅人がいて、ページをじっくり眺める楽しさがあります。
物語を読むというより、絵の中を旅するように楽しむ絵本です。
小さい子には難しいかもしれませんが、大人が一緒に眺めると発見が多い一冊です。
ウォーリーやミッケのような「探す」遊びが好きな子が、少し大きくなってから楽しむ絵本としてもよいと思います。
探し絵絵本を年齢別に選ぶなら
| 年齢 | 選び方 | 候補 |
|---|---|---|
| 2歳ごろ | 探す対象が大きく、親が問題を出しやすいもの | アンパンマンみーつけた!、五味太郎さんの絵本、ねこを探す絵本 |
| 3歳ごろ | 少し細かい絵も楽しめるもの | とこちゃんはどこ、どこ?シリーズ、109ひきのどうぶつマラソン |
| 4〜5歳ごろ | 迷路や細かい探し絵に挑戦できるもの | ミッケ!、動物の迷路、かずの冒険 |
| 年長〜小学生 | 細かく描き込まれた絵をじっくり楽しむもの | ウォーリーをさがせ!、ルーヴル美術館でさがせ!、旅の絵本 |
もちろん、これはあくまで目安です。
2歳でもミッケが好きな子もいますし、年長でもアンパンマンの探し絵を楽しむ子もいます。
年齢だけで決めるより、子どもが「見つけられる楽しさ」を感じられるかどうかで選ぶのがよいと思います。
探し絵絵本を楽しむコツ
親が問題を出して難易度を調整する
探し絵絵本は、親が問題を出すことで難易度を調整できます。
たとえば、まだ小さい子には、
- 「アンパンマンはどこ?」
- 「赤いものはあるかな?」
- 「ねこちゃんはどこ?」
- 「バナナを持っている子はいるかな?」
のように、見つけやすいものから始めると楽しみやすいです。
少し慣れてきたら、
- 「同じ帽子の人を探してみよう」
- 「走っている動物はどれ?」
- 「一番小さいものはどこ?」
- 「さっきのページにもいた子はいるかな?」
のように、少し難しくすることもできます。
見つからなくても急がせない
探し絵絵本は、見つけるのが楽しい絵本です。
ただ、子どもがなかなか見つけられないと、親がつい答えを教えたくなることもあります。
でも、子どもにとっては、探している時間も楽しいことがあります。
すぐに答えを教えるより、
- 「このあたりかな」
- 「赤いものの近くにいるかも」
- 「上の方を見てみようか」
- 「一緒に探してみよう」
のように、少しヒントを出すくらいがよいと思います。
同じ本を何度も楽しめる
探し絵絵本は、一度見つけたら終わりではありません。
同じページでも、次に見ると別のものに気づくことがあります。
子どもが同じ本を何度も持ってきても、「また?」と思わず、今日は違うものを探してみると新しい遊び方ができます。
たとえば、前回はキャラクターを探したなら、次は色、形、動物、食べ物、乗り物など、テーマを変えて探してみるのもおすすめです。
まとめ:探し絵絵本は親子で遊べる絵本
探し絵絵本は、子どもが自分から参加しやすい絵本です。
読み聞かせのように親が文章を読むだけでなく、親子で一緒に探したり、問題を出し合ったり、見つけたものを話したりできます。
2歳・3歳ごろなら、アンパンマンみーつけた!やとこちゃんはどこ、五味太郎さんの絵本、山形明美さんの「どこ?」シリーズなど、探すものがわかりやすい絵本から始めると楽しみやすいです。
少し大きくなったら、ミッケ!やウォーリーをさがせ!、迷路絵本、動物や美術館をテーマにした探し絵絵本も候補になります。
探し絵絵本は、同じ本でも問題の出し方を変えると何度も楽しめます。
子どもの年齢や興味に合わせて、親子で「みーつけた!」を楽しめる一冊を選べるとよいですね。

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