ひらがなが少し読めるようになってくると、「次は何をすればいいの?」「音読をさせた方がいい?」「書く練習に進んでもいい?」と迷うことがあります。
3歳〜4歳ごろにひらがなが読めるようになった場合、すぐに書き取りへ進める必要はありません。
まずは、読める文字を使って遊ぶ、短い言葉を読む、好きな絵本を読む、カルタやしりとりを楽しむなど、文字を「使う」経験を増やしていくのがおすすめです。
この記事では、X上のイベントである知育ツイオフで教えていただいた声も参考にしながら、ひらがなが読めるようになった後の取り組みをまとめます。
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※知育ツイオフでいただいた声は、読みやすいよう一部表記を整えています。
※子どもの発達や興味には個人差があります。嫌がる場合は無理に進めず、遊びや絵本の中で少しずつ取り入れてください。
この記事のポイント
- ひらがなが読めるようになった後は、すぐに書き取りへ進めなくても大丈夫です。
- まずは、短い単語や好きな絵本を読むなど「読める」を楽しむ時間を増やすのがおすすめです。
- カルタ、しりとり、言葉探しなど、遊びの中で文字を使うと続けやすいです。
- 書く練習は、子どもが書きたがる・なぞりたがるタイミングで始めると取り入れやすいです。
- プリントや教材は、家庭で毎日用意する負担を減らしたい場合にも便利です。
ひらがなが読めるようになった後は、何をすればいい?
ひらがなが読めるようになった後の取り組みは、大きく分けると次の4つです。
- 読む量を少しずつ増やす
- 言葉遊びで語彙を広げる
- 必要に応じて書く練習を始める
- ワークや教材で無理なく継続する
ただし、順番はきっちり決めなくて大丈夫です。
ひらがなが読めるようになったからといって、すぐに文章をスラスラ読めるわけではありません。
一文字ずつ読める段階、単語なら読める段階、短い文なら読める段階、絵本を自分で読みたがる段階など、子どもによって進み方は違います。
まずは、「読めるようになった文字を使って楽しむ」ことを大切にすると続けやすいです。
まずは短い単語を読むところから
ひらがなが一通り読めるようになっても、いきなり長い文章を読むのは大変です。
最初は、子どもにとって身近な短い単語から始めると取り入れやすいです。
- 自分の名前
- 家族の名前
- 好きな食べ物
- 好きな動物
- 好きなキャラクター
- 保育園や幼稚園で使う言葉
「これは何て読む?」「この字を探してみよう」とテストのように聞くより、「ここに“ねこ”って書いてあるね」「〇〇ちゃんの“〇”があるね」と一緒に見つける方が、遊びとして取り入れやすいです。
音読は短く・楽しく始める
ひらがなが読めるようになると、音読をさせた方がいいのか気になる方もいると思います。
音読は、無理に長い文章から始める必要はありません。
最初は、短い文、繰り返しの多い絵本、子どもが暗記しているお気に入りの絵本などから始めると読みやすいです。
実際に、知育ツイオフでも、音読ワークを取り入れていたという声がありました。
最近は学研のおんどくワークを買ってみました。3〜4歳向けなので音読の文章量もちょうどよく、音読ワークの裏面は普通のワークにもなっていてよかったです。
音読は、「正しく読ませる」よりも、「読めた」という楽しさを大切にすると続けやすいです。
途中でつまずいたら親が読んでもよいですし、1ページだけ読んで終わりでも大丈夫です。
カルタ・カードで遊びながら読む力を使う
ひらがなが読めるようになった後も、カルタやカード遊びは使いやすいです。
カルタは、文字を読む、音を聞く、札を探す、取るという流れがあり、遊びながら文字を使えます。
知育ツイオフでも、ひらがなカードを使ってカルタ取り遊びをしていたという声がありました。
床に並べたひらがなカードを読み上げて、親子で「誰が早く取れるかな」とカルタ取り遊びをしています。子どもの好きな動物の単語をピックアップして並べておくと、食いつきが良いです。
最初は、すべての文字を並べる必要はありません。
子どもの好きな動物、食べ物、乗り物など、興味のある単語に絞ると遊びやすいです。
しりとり・言葉探しで語彙を広げる
ひらがなが読めるようになったら、文字だけでなく、言葉そのものを楽しむ遊びもおすすめです。
しりとり、言葉探し、同じ音から始まる言葉探しなどは、特別な道具がなくてもできます。
- 「あ」から始まる言葉を探す
- 家の中にあるものの名前を読む
- 看板や絵本の中から知っている字を探す
- しりとりをする
- 好きな動物や食べ物の名前をカードにする
こうした遊びは、ひらがなを「覚えた文字」として終わらせず、言葉として使うきっかけになります。
まだしりとりが難しい場合は、「“あ”がつく言葉を探そう」「“ねこ”の“ね”はどれかな?」くらいからでも大丈夫です。
書く練習は、子どもが書きたがるタイミングで
ひらがなが読めるようになると、次に書く練習をした方がいいのか迷うことがあります。
ただ、読むことと書くことは別の力です。
文字を見て読めるようになっていても、鉛筆を持って形を整えて書くのはまだ難しい場合があります。
書く練習は、子どもが「書いてみたい」と言ったり、なぞり書きやお絵描きを楽しめるようになったりしてからでも大丈夫です。
最初は、ひらがなを書く前に、線を引く、丸を描く、迷路をする、点つなぎをするなど、鉛筆に慣れる遊びから始めると取り入れやすいです。
手先を使う遊びについては、こちらの記事でも紹介しています。
あわせて読みたい:1歳・2歳の手先を育てる遊び
プリント・教材を軸にすると続けやすい家庭もある
家庭で何をすればよいか迷う場合は、プリントや教材を一つ軸にするのも方法です。
知育ツイオフでは、しまじろう、Z会、公文、七田プリントなどを使っていたという声がありました。
しまじろう、Z会、公文国語、七田プリントなどの教材を使用しています。どれも読めるようになってから、自動的に長い読みや書きに移行してくれ、親は毎日用意するだけでよいので助かっています。何か1つの教材を軸にすると、家庭で取り組める内容が見えやすくておすすめです。
教材を使うメリットは、進め方を親が毎回考えなくてよいことです。
一方で、教材が合わない子もいます。
嫌がる場合は無理に続けず、絵本やカルタ、言葉遊びなどに戻っても大丈夫です。
ひらがなが読めるようになった後の取り組み比較
ひらがなが読めるようになった後の取り組みを、目的別にまとめると次のようになります。
| 取り組み | 向いている子 | 目的 |
|---|---|---|
| 短い単語を読む | まだ文章は難しい子 | 読める文字を言葉として使う |
| 音読 | 絵本や声に出すことが好きな子 | 短い文を読む経験を増やす |
| カルタ・カード | ゲームが好きな子 | 遊びながら文字を読む |
| しりとり・言葉探し | おしゃべりや言葉遊びが好きな子 | 語彙を広げる |
| 書く練習 | 書きたがる子、なぞるのが好きな子 | 文字を書く力につなげる |
| プリント・教材 | 机に向かうのが好きな子、家庭で継続したい場合 | 読み書きを段階的に進める |
どれか一つに決める必要はありません。
子どもの興味や家庭の負担に合わせて、続けやすいものを選ぶのがおすすめです。
ひらがなが読めるようになった後によくある質問
ひらがなが読めるようになったら、すぐに書く練習をした方がいいですか?
すぐに始めなくても大丈夫です。
読むことと書くことは別の力なので、読めるようになっても、書くのはまだ難しいことがあります。
子どもが書きたがる場合は、なぞり書きや線遊びから始めると取り入れやすいです。
音読は毎日した方がいいですか?
毎日できれば習慣にはなりますが、無理に続ける必要はありません。
3歳・4歳ごろなら、1ページだけ、短い文だけ、好きな絵本の一部だけでも十分です。
嫌がる日は親が読んでも大丈夫です。
文章を読むのが苦手な場合はどうしたらいいですか?
単語は読めても、文章になると難しいことがあります。
その場合は、短い単語、短い文、繰り返しのある絵本から始めるのがおすすめです。
絵を手がかりに読める絵本や、すでに内容を知っている絵本を使うと読みやすいです。
カルタはまだ使えますか?
使えます。
ひらがなを読めるようになった後のカルタは、文字の確認だけでなく、語彙を増やす遊びにもなります。
子どもの好きなジャンルのカルタやカードを選ぶと、続けやすいです。
教材を嫌がる場合はどうしたらいいですか?
一度やめても大丈夫です。
ひらがなが読めるようになった後も、教材が合わない子はいます。
絵本、カルタ、しりとり、看板探し、手紙ごっこなど、机に向かわない方法でも文字に触れることはできます。
まとめ:ひらがなが読めるようになった後は、文字を使って楽しもう
ひらがなが読めるようになった後は、すぐに書き取りへ進めなくても大丈夫です。
まずは、短い単語を読む、好きな絵本を読む、カルタやしりとりで遊ぶなど、読める文字を使って楽しむ経験を増やすのがおすすめです。
書く練習は、子どもが書きたがるタイミングで、線遊びやなぞり書きから始めると取り入れやすいです。
家庭で何をすればよいか迷う場合は、プリントや教材を一つ軸にするのもよいと思います。
子どもの興味や家庭の負担に合わせて、無理なく次の取り組みに進めていけるとよいですね。


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