数の敏感期はいつ?1歳・2歳からできる算数教育の入り口と家庭の声

「数の敏感期っていつ来るの?」

「1歳・2歳から算数教育を始めた方がいいの?」

子どもが数字に興味を持ち始めると、どんなふうに広げてあげればよいのか気になりますよね。

一方で、まだ数字に興味がない子を見ると、「何かした方がいいのかな?」と不安になることもあるかもしれません。

数の敏感期は、一般的には3〜6歳頃に見られやすいと言われます。ただし、数字や数への興味が出る時期には個人差があります。

1〜2歳では、無理に算数を教えるよりも、生活の中で「数える」「比べる」「分ける」「数字を見つける」経験を増やすくらいで十分です。

この記事では、X上のイベントである知育ツイオフで集まった家庭の声をもとに、数の敏感期の考え方、1歳・2歳からできる数遊び、数字好きな子への広げ方、3歳以降に使いやすい教材を整理します。

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

※知育ツイオフでいただいた声は、読みやすいよう一部要約・表記調整しています。

この記事の結論

  • 数の敏感期は、一般的には3〜6歳頃に見られやすいと言われます。
  • ただし、1〜2歳でも数字に強く興味を持つ子はいます。
  • 1〜2歳では「算数を教える」より、生活の中で数に触れるくらいで十分です。
  • 数字を読めることと、数の量を理解していることは別です。
  • 数字好きな子には、絵本・数字探し・100玉そろばん・カード・具体物遊びなどで興味を広げやすいです。
  • 3歳以降は、子どもの様子に合わせてプリント・アプリ・教材を取り入れる家庭もあります。
目次

数の敏感期はいつ?

モンテッソーリ教育では、子どもがある分野に強く興味を示し、集中して吸収しやすい時期を「敏感期」と呼びます。

数の敏感期は、一般的には3〜6歳頃に見られやすいと言われます。

ただし、子どもの興味の出方にはかなり個人差があります。

1歳・2歳で数字を読んだり、数えることが好きになったりする子もいれば、3歳頃から急に数に興味を持つ子もいます。

そのため、1〜2歳の時点で数字に興味がなくても、焦らなくて大丈夫です。

1〜2歳は、算数を教えるより「数に親しむ」時期

1〜2歳では、「足し算を教える」「数字を書かせる」というより、生活の中で数に触れることが大切です。

  • 階段を上りながら数える
  • お風呂で10まで数える
  • おやつを「1個、2個」と数える
  • エレベーターの数字を見る
  • カレンダーの日付を読む
  • 積み木やおもちゃを分ける

こうした日常の声かけだけでも、子どもにとっては数に触れる入り口になります。

「数字を読む」と「数を理解する」は違う

幼児期の数の理解で大切なのは、「数字を読めること」と「数の量を理解していること」は別だという点です。

たとえば、「1、2、3、4、5」と言える子でも、りんごが3個あることを見て「3個」とわかるかは別です。

また、「7」という数字を読めても、7個の量がどれくらいかを実感として理解するには、具体物を数えたり、分けたり、比べたりする経験が必要です。

1〜2歳のうちは、数字を暗記するよりも、実物を使って数える経験を増やす方が自然です。

できること意味家庭でできること
数唱する「1、2、3」と順番に言えるお風呂・階段・歌で数える
数字を読む「3」「7」などの記号が読めるカレンダー・時計・エレベーターを見る
量を理解する3個、5個などの数の量がわかるおやつ・積み木・ブロックを数える
比較する多い・少ない、大きい・小さいがわかるサイコロ・トランプ・おもちゃで比べる

年齢別・数との関わり方の目安

数への興味は個人差が大きいので、年齢はあくまで目安です。

年齢数との関わり方の目安家庭でできること
1歳頃数唱をまねしたり、数字の形を見る絵本・歌・お風呂で数える
2歳頃1〜3個程度の量に気づく子もいるおやつや積み木を数える
3歳頃数字や数えることに興味が出る子が増える数字探し・カード・簡単なワーク
4〜6歳頃量・順序・比較・簡単な計算へ進む具体物・プリント・アプリなど

大切なのは、「何歳までにここまでできるべき」と考えすぎないことです。

数字に興味がある子には環境を用意し、まだ興味がない子には生活の中で少しずつ触れるくらいでよいと思います。

1歳・2歳でできる数の取り組み

1歳・2歳の数遊びは、特別な教材がなくてもできます。

家庭で取り入れやすいのは、次のような遊びです。

日常会話で数える

一番取り入れやすいのは、日常の中で数えることです。

  • 「トマトが2個あるね」
  • 「お花はいくつあるかな?」
  • 「車が3台止まっているね」
  • 「ブロックを1個ずつ配ろう」

まだ子どもが正確に答えられなくても、大人が数える様子を見せるだけで、数に触れるきっかけになります。

1歳半の頃は数にあまり興味がありませんでしたが、1歳11か月頃から急に「1、2、3」と数え出しました。日々の会話で「トマトが何個あるね」「お花はいくつあるかな」と数えるようにしていました。

知育ツイオフでいただいた意見

このように、最初は反応が薄くても、生活の中で数に触れているうちに急に興味が出ることもあります。

お風呂や階段で数える

お風呂や階段は、数を取り入れやすい場面です。

お風呂から出る前に10まで数える、階段を上るたびに「1、2、3」と数えるなど、毎日の流れに入れやすいのがよいところです。

とにかく数えていました。数を理解していると感じたのは2歳すぎてからですが、お風呂で100まで数えていたのが効いたのか、数を理解したら大きい数もすんなり理解していました。

知育ツイオフでいただいた意見

数を唱えられることと数を理解することは別ですが、毎日の中で数える習慣があると、数字に親しみやすくなります。

エレベーター・カレンダー・時計で数字を見つける

数字が好きな子には、家の中や外出先で数字を探す遊びも向いています。

  • エレベーターの階数表示
  • カレンダーの日付
  • 時計の文字盤
  • バスや電車の番号
  • 電柱や住所の数字
  • ナンバープレート

エレベーターなどで数字を読んでいたところ、急に7を読み出しました。褒めたら他の数字も覚えるようになりました。実数の把握は、1〜3くらいを最近習得している様子です。

知育ツイオフでいただいた意見

数字を読むことから興味が広がる子もいます。

ただし、この場合も「数字が読める=数の量を理解している」とは限らないので、具体物を数える遊びも一緒に取り入れるとよいです。

数字マグネット・お風呂ポスターで遊ぶ

数字マグネットやお風呂に貼れる数字も、1〜2歳の数字好きな子に使いやすいアイテムです。

冷蔵庫やホワイトボードに貼ったり、お風呂の壁に貼ったりすると、遊びながら数字に触れられます。

知育ツイオフでいただいた声

1〜2歳頃は、数字のマグネットを階段に並べたり、お風呂に貼れる数字で数を数えたりしていました。数字の絵本も好きでよく読んでいました。

知育ツイオフでいただいた意見

数字に興味がある子には、日常の中で自然に目に入る場所に数字を置いておくと、遊びの中で覚えやすくなります。

サイコロ・トランプで大小を比べる

数の量や大小に興味が出てきたら、サイコロやトランプも使いやすいです。

  • サイコロを振って、どちらが大きいか比べる
  • トランプの数字を見て、どちらが多いか見る
  • 同じ数を探す
  • 1〜5だけを使って遊ぶ

数字好きな子が1〜2歳で楽しんでいた遊びは、お出かけ先での数字探し、マイ時計で時刻合わせ、サイコロやトランプで「どっちが大きいかな?」、タイマーでカウントダウンなどです。

知育ツイオフでいただいた意見

ゲームとして遊ぶと、数の大小や順番に自然に触れやすくなります。

タイマーでカウントダウンする

タイマーやカウントダウンも、数に触れやすい取り組みです。

「あと10秒で出発」「あと5秒でおしまい」と数えることで、数字と時間の感覚が少しずつ結びついていきます。

時計に興味が出てきた場合は、関連記事「モンテッソーリ式・時計の教え方」も参考になります。

数字に興味を持ったきっかけの家庭の声

子どもが数字に興味を持つきっかけは、家庭によってさまざまです。

好きな数字を見つけた

幼児教室の先生から、「色のブームの後に数字のブームが来る」という話を聞いた家庭もありました。

幼児教室の先生によると、まず色のブームが来て、そのあと数字のブームが来るそうです。数字も何か一つ好きな数字を自分で見つけたら、あとは勝手に覚えると聞きました。まだブームが来ていないだけかもしれないので、散歩で電信柱の住所を読んだり、新聞を見て「またこの数字があったね」と声をかけるくらいで十分ではないかと思います。

知育ツイオフでいただいた意見

数字に興味がない時期があっても、まだブームが来ていないだけかもしれません。

無理に教材を増やすより、生活の中で数字を見つけるくらいの関わりでもよいと思います。

DVDや動画で一気に覚えたケースも

中には、DVDや動画をきっかけに数字を覚えたという声もありました。

声かけやカードで取り組み、1歳半頃から数唱はできたものの、音としてまねしているだけで数概念は身につきませんでした。アンパンマンの数DVDを見せると何度も見たがり、2〜3日で数字を覚えました。

知育ツイオフでいただいた意見

動画やDVDがきっかけになる子もいます。

ただし、数字を覚えることと数の量を理解することは別なので、覚えた後は実物を数える遊びにつなげるとよいと思います。

数に親しむ絵本・カード・おもちゃ

数に興味が出てきた子には、絵本やカード、おもちゃを使うのもよい方法です。

ただし、1〜2歳では「教材で教える」というより、遊びの中で触れるくらいがおすすめです。

数の絵本

数の絵本は、数字と量を親子で話しながら楽しめるのがよいところです。

現記事でも、次のような絵本が紹介されていました。

  • かぞえてみよう/安野光雅
  • エリック・カールの知育ブック 1・2・3
  • 1から100までのえほん

絵本を読むときは、「これは何個かな?」「同じものはどこにあるかな?」と話しながら読むと、数への興味につながりやすいです。

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数字カード・ドッツカード

数字カードやドッツカードは、数字の記号や量に触れるきっかけになります。

ただし、カードを暗記させるように使うより、子どもが興味を持ったときに見せる、親子で遊ぶくらいの使い方がよいと思います。

数字好きな子なら、カードを並べたり、同じ数字を探したりするだけでも楽しめます。

100玉そろばん

100玉そろばんは、具体物を動かしながら数に触れられる道具です。

1〜2歳では正しく使う必要はなく、玉を動かす、色を分ける、10個ずつ見るなど、遊びとして触れるだけでも十分です。

数の量を目で見て感じやすいので、数字の記号だけでなく、量にも触れさせたい家庭に向いています。

数字マグネット・お風呂数字ポスター

数字マグネットやお風呂ポスターは、生活の中で数字を目にしやすくなります。

数字を貼ったり並べたりするのが好きな子には、遊びながら覚えるきっかけになります。

ただし、貼っておくだけで覚えるというより、大人が一緒に「これは3だね」「5はどこかな?」と声をかけると広がりやすいです。

プラステン・積み木など具体物で遊ぶ

数の理解には、実際のものを数える経験が大切です。

プラステン、積み木、ブロック、おままごとの食べ物などを使って、分ける・並べる・数える遊びをすると、数の量に触れやすくなります。

「赤を3個」「青を2個」「同じ数に分けよう」のように、色や形と組み合わせると遊びやすいです。

3歳以降におすすめの算数教材

3歳以降になり、数に強い興味が出てきたら、教材やアプリを取り入れる家庭もあります。

ここでは、知育ツイオフで名前が挙がっていた教材を整理します。

七田式プリント

家庭でプリント学習を進めたい場合は、七田式プリントを使う家庭もあります。

「ちえ」「もじ」「かず」を少しずつ進められるため、算数だけでなく、文字や思考系も一緒に取り組めます。

詳しくは、関連記事「七田式プリントのメリット・デメリット」も参考になります。

ピグマリオン

ピグマリオンは、数や図形、思考力に関心がある家庭で名前が挙がりやすい教材です。

年中ではピグマリオンをメインに、第一グレードからスタートしました。サクサク楽しく進められると感じました。

知育ツイオフでいただいた意見

教材としてはやや親の関わりが必要なので、家庭でじっくり取り組みたい場合に向いています。

トドさんすう

アプリで算数に触れたい場合は、トドさんすうを使っている家庭もありました。

トドさんすうを始めました。量感がよくわかる作りになっていて、レベルも選べてよいと感じました。

知育ツイオフでいただいた意見

アプリは子どもの食いつきがよい反面、画面時間が長くなりすぎないよう、時間を決めて使うとよいと思います。

Think!Think!

Think!Think!は、計算というより、図形や論理思考に触れやすいアプリです。

Think!Think!も課金しています。ビジュアルがきれいで、計算より図形センスや論理思考を楽しく磨いてくれると感じます。

知育ツイオフでいただいた意見

数そのものに限らず、図形やパズルが好きな子には合いやすいです。

がんばる舎・七田式ドリル

家庭でプリントを進めたい場合は、がんばる舎や七田式ドリルを組み合わせている家庭もありました。

知育ツイオフでいただいた声

がんばる舎、七田式ドリルを組み合わせています。

知育ツイオフでいただいた意見

プリント系は、子どものペースに合わせて進めやすい一方、親の声かけや管理が必要です。

1〜2歳で数に興味がないときは?

1〜2歳で数字や数に興味がなくても、焦る必要はありません。

その子にとって、まだ数のブームが来ていないだけかもしれません。

数以外にも、算数の土台になる遊びはたくさんあります。

  • 色を分ける
  • 形を見分ける
  • 大小を比べる
  • 順番に並べる
  • 同じものを探す
  • 積み木を積む
  • パズルをする

これらも、後の算数につながる大切な経験です。

「数字を覚えさせなければ」と考えすぎず、子どもが今好きな遊びの中で、少しずつ数や形に触れられれば十分です。

家庭でできる数遊びの早見表

子どもの様子合いやすい取り組み
数字を見るのが好き数字探しカレンダー、時計、エレベーター、ナンバープレート
数えるのが好き日常の数唱お風呂、階段、おやつ、積み木
手を動かすのが好き具体物遊び100玉そろばん、プラステン、積み木、数字マグネット
絵本が好き数の絵本数え絵本、探し絵、動物や乗り物の絵本
アプリが好き短時間の算数アプリトドさんすう、Think!Think!など

よくある質問

数の敏感期は何歳頃ですか?

一般的には3〜6歳頃に見られやすいと言われます。

ただし、数字や数への興味が出る時期には個人差があります。

1〜2歳で数字に強く興味を持つ子もいれば、3歳以降に急に数え始める子もいます。

1歳から算数教育は必要ですか?

1歳から特別な算数教育をする必要はありません。

日常の中で数える、比べる、分ける、数字を見るくらいで十分です。

絵本やおもちゃを使う場合も、勉強というより遊びとして取り入れるのがおすすめです。

数字は読めるのに、数を理解していない気がします

幼児期にはよくあることです。

数字を記号として読むことと、数の量を理解することは別です。

数字が読める子には、おやつや積み木など具体物を使って、「3個」「5個」と数える経験を増やすとよいと思います。

100まで数えられるのは、数を理解しているということですか?

100まで言えることと、100の量を理解していることは別です。

数唱として言えている場合もあります。

ただ、数に興味があること自体はよいきっかけなので、100玉そろばんや積み木などを使って、量の感覚につなげていくとよいと思います。

算数好きな子には何を与えるとよいですか?

数字が好きな子には、絵本、数字カード、100玉そろばん、積み木、サイコロ、トランプなどが使いやすいです。

3歳以降でプリントやアプリに興味がある場合は、七田式プリント、トドさんすう、Think!Think!などを取り入れる家庭もあります。

詳しくは、関連記事「算数好きな子におすすめの絵本・おもちゃ」も参考になります。

まとめ:数の敏感期は焦らず、生活の中で楽しく広げる

数の敏感期は、一般的には3〜6歳頃に見られやすいと言われます。

ただし、数字や数への興味が出る時期には個人差があります。

1〜2歳で数字が好きな子には、絵本、数字探し、お風呂で数える、100玉そろばん、サイコロやトランプなどで興味を広げることができます。

一方で、1〜2歳でまだ数に興味がなくても焦る必要はありません。

色、形、大小、順番、分類、積み木、パズルなども、後の算数につながる大切な経験です。

「算数を教えなければ」と考えすぎず、子どもが楽しめる遊びの中で、少しずつ数に触れていくのがよいと思います。

※商品内容・価格は変更される場合があります。購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。

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